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マンションの防音リノベーションでできること|中古購入前に知りたい対策と選び方

マンションの防音リノベーションでできること|中古購入前に知りたい対策と選び方

マンションの音の悩みは、窓や床、壁などを見直すことで軽減を図れる場合があります。ただし、防音材を入れればすべての音を防げるわけではありません。音の種類や発生場所、伝わる経路によって、適した対策は変わります

特に中古マンションを購入してリノベーションする場合は、購入後に防音方法を考えるのではなく、物件選びの段階から音環境や管理規約、工事できる範囲を確認しておくことが大切です。

この記事では、マンションの防音リノベーションでできること、場所別の対策、費用の考え方、中古マンション購入前のチェックポイントを解説します

目次

マンションの音は防音リノベーションで改善できる?

マンションの音の悩みは、原因と伝わり方に合った対策を行うことで、軽減できる場合があります。

たとえば、車や電車など外から入ってくる音は窓まわり、階下へ伝わる物音は床、室内の話し声やテレビの音は壁やドアまわりの対策が関係します。

ただし、どのような音でも完全に聞こえなくできるわけではありません。まずは「何の音が、どこで、どの程度気になるのか」を整理することから始めましょう。

音には異なる伝わり方がある

音の悩みを考えるときは、まず「どこから、どのように伝わっている音なのか」を整理しておくと、対策を考えやすくなります

話し声やテレビ、車、電車などの音は、主に空気を振動させて伝わります。窓、壁、ドア、給気口などが音の通り道になるため、音が入りやすい部分や漏れやすい部分を確認することが大切です。

一方、子どもが飛び跳ねる音や椅子を引く音、洗濯機の振動などは、床や壁といった建物の構造を振動させて伝わることが多いです。

「完全防音」ではなく目標を具体的にする

一般的な住まいの防音リフォームでは、完全に防音にするのは難しいです。なぜなら、音の感じ方は人それぞれだからです。

すべての音を無音にすることを目指すよりも、生活への影響を軽くすることを目標に、どの音をどの程度気になりにくくしたいのかを具体的に整理しておくことが大切です。

たとえば、次のように希望する状態を具体化してみましょう。

▼防音リノベーションの目標の例

  • 寝室で車の走行音を気になりにくくしたい
  • 子どもが遊ぶ音を階下へ伝わりにくくしたい
  • オンライン会議の内容をリビングまで聞こえにくくしたい
  • 子どもが寝たあともテレビや家事を楽しみたい

困っている音の種類や時間帯、部屋の使い方を整理しておくと、どこを優先するべきか考えやすくなります。

リノベーションでは改善しにくい音もある

防音リノベーションで軽減を図れる音もありますが、工事だけでは改善しにくい音もあります

たとえば、子どもが飛び跳ねたときの「ドスン」という低く重い音は、床材だけでなく、床スラブの厚さや梁、部屋の広さなど、建物構造の影響を受けやすい音です。

床に物を落としたときの軽い音は、カーペットやクッション性のある床材などで軽減しやすいケースが多いですが、建物の構造を伝わる重い音は、床の仕上げだけでは十分に改善できないことがあります。

また、上階から伝わる足音は、自分の住戸側の天井工事だけでは解決しにくい場合があります。中古マンションを購入する前であれば、住戸の位置や建物構造も含めて確認しておくと安心です。

防音を考える前に困っている音を整理する

マンションで音が伝わる主な経路

同じ「音が気になる」という悩みでも、外から入ってくる音、自宅から漏れる音、階下へ伝わる音では、考えるべき対策が変わります。

まずは、どの音に困っているのかを整理しておくと、リノベーションで優先する場所を決めやすくなります。

外から室内へ入ってくる音

車や電車、救急車のサイレン、道路を歩く人の声などは、窓から入ってくるケースが多くあります。

共用廊下に面している部屋では、玄関ドアや給気口、廊下側の窓まわりが音の通り道になることもあります。

外からの音が気になる場合は、内窓の設置や窓まわりの気密性の確認、防音に配慮した給気口の検討などが選択肢になります。寝室を道路や共用廊下から離れた位置に配置するなど、間取りで調整できる場合もあります。

室内から漏れる話し声や生活音

家族の話し声、テレビ、オンライン会議、ペットの鳴き声などを漏れにくくしたい場合は、壁だけでなく、ドアや窓、給気口も確認します。

たとえば、壁を厚くしても、ドア下や換気口にすき間があると、そこから音が伝わることがあります。

在宅勤務用の個室や寝室など、静かに過ごしたい部屋をつくる場合は、一つの壁だけを見るのではなく、部屋全体の音の通り道を確認しておきましょう

階下へ伝わる足音や落下音

スプーンやおもちゃなど、軽くて硬い物を落としたときの音は、床の仕上げ材や緩衝材で軽減を図れる場合があります

一方で、子どもが走ったり飛び跳ねたりしたときの低く重い音は、建物の構造を振動させて伝わります。床材の交換だけでは、十分な効果を得られない場合もあります。

工事に加えて、子どもが遊ぶ場所にマットやカーペットを敷くなど、暮らし方の工夫も組み合わせて考えましょう。

上階や隣戸から伝わる音

上階の足音や隣戸の生活音は、自分の住戸だけでは発生源を直接対策できません

壁や天井へ吸音材・遮音材を施工する方法はありますが、柱や梁などを回り込んで伝わる音には、期待した効果が得られないこともあります。

中古マンションを購入する前であれば、最上階を選ぶ、エレベーターや階段から離れた住戸を選ぶなど、住戸の位置から考えてみるのも対策の一つです。

※出典:II.建物性能を見極める – 7.さまざまな環境-音(日本建築学会)

マンションの防音リノベーション方法

場所別に考える防音リノベーション

マンションの防音リノベーションでは、どこから音が入ってくるのか、どこへ音を伝えたくないのかによって、検討する工事が変わります。

代表的な対策を場所別に整理すると、次のようになります。

対策する場所 対応しやすい音 工事内容
車、電車、屋外の話し声 内窓、すき間対策
足音、落下音、振動 遮音床材、緩衝材、床下材
壁・天井 話し声、テレビ、隣室の生活音 吸音材、遮音材、壁や天井の二重化
ドア・給気口 部屋間や屋外の音漏れ 気密性の改善、防音部材
間取り 家の中の生活音 部屋の配置変更、収納による緩衝

窓に内窓を設置する

外からの音が気になる場合、まず確認したいのが窓まわりです

窓は壁より薄く、開閉部分にもすき間があるため、車や電車の音、人の声などが入りやすい場所です。共用廊下側の窓やバルコニー側の大きな窓では、音の入り方を確認しておくと対策を考えやすくなります。

内窓は、既存窓の室内側にもう一つ窓を設置する方法です。2つの窓の間にできる空気層が、外から入る音や室内から漏れる音を抑える働きをします。

ただし、窓の種類やガラスの厚さ、既存窓との距離、建て付けなどによって効果は変わります。内窓を設置すれば、どの音にも同じように効果が出るわけではありません。

内窓は断熱性の向上も期待できるため、道路沿いや線路沿いの物件では、外部騒音だけでなく、窓際の暑さや寒さ、結露も含めて対策しやすくなります。

床に遮音・防振対策をする

階下へ伝わる音が気になる場合は、床の防音対策を検討しましょう

床の防音対策には、遮音性能に配慮した床材へ変更する方法や、床下に緩衝材・遮音材を施工する方法があります。軽い物を落としたときの音には、カーペットやクッション性のある仕上げ材が役立つこともあります。

子どもが走る音や飛び跳ねる音のように、建物の構造を振動させる音は、床の仕上げ材だけでは十分に改善しにくいことがあります。

フローリングを採用する場合は、マンションの管理規約で定められた遮音性能を満たす製品や施工方法を選びましょう。二重床の場合は、床下の構造や支持方法も性能に関わるため、商品名や等級だけで判断せず、既存の床構造まで確認しておくと安心です。

壁や天井に対策する

話し声やテレビの音、隣室の生活音が気になる場合は、壁や天井への対策が選択肢になります

壁や天井の内部に吸音材や遮音材を入れたり、ボードを重ねたりすることで、音を伝わりにくくする方法があります。吸音材は室内で反射する音を抑えるために、遮音材は反対側へ音を通しにくくするために使われます。

ただし、壁だけを強化しても、ドアや給気口、天井裏や床まわりから音が伝わることがあります。部屋全体の音の通り道を見ながら、どこまで工事するかを考えることが重要です。

また、壁や天井を厚くすると、部屋が狭くなったり、天井が低く感じられたりすることもあります。収納や家具の配置、照明計画も含めて確認しておきましょう。

ドアや給気口を見直す

音は小さなすき間からも伝わります。

室内ドアの下にすき間がある場合や、給気口が音の侵入経路になっている場合は、壁を施工しても効果が限定されることがあります。

部屋間の音が気になる場合は、気密性に配慮したドアを検討する方法があります。外部騒音が気になる場合は、防音に配慮した給気口を選ぶと良いでしょう。

ただし、防音を目的に給気口をふさぐことは避ける必要があります。必要な換気量を確保しながら、音と空気環境の両方を考えましょう。

間取りで音を伝わりにくくする

中古マンションのフルリノベーションでは、材料を追加するだけでなく、部屋の配置から防音対策を考えることもできます

▼間取りでできる音対策の例

  • 寝室とリビングの間に収納や廊下を設ける
  • ワークスペースをテレビやキッチンから離す
  • 子どもの遊び場と寝室を離す
  • 洗面室やトイレと寝室の間に収納を配置する
  • 共用廊下側に収納や水回りを配置する
  • 隣戸との境界側に音の出にくい部屋を置く

防音材だけで音を止めようとするのではなく、部屋同士の距離や間にある空間を利用する考え方です。家族がお互いに我慢しすぎず、それぞれの時間を過ごせる間取りを検討しましょう。

なお、楽器演奏や大音量のホームシアターなど、一般的な生活音を超える音には、本格的な防音室が必要になる場合があります。建物への荷重や換気、空調、管理規約などの専門的な確認が必要になるため、通常の生活音対策とは分けて考えるのがおすすめです。

夫婦やファミリー世帯に多い音の悩みと対策

夫婦やファミリー世帯に多い音の悩みと対策

夫婦や子育て世帯では、近隣への音だけでなく、住まいの中で家族同士が気を遣いすぎないための対策も大切です。

子どもの足音や在宅勤務中の生活音、寝室まわりの音など、暮らし方によって気になる音は変わります。ここでは、お悩みごとの対策をご紹介します。

子どもの足音を階下へ伝わりにくくしたい

小さな子どもがいるご家庭では、走るたびに「静かにして」と注意することが、親子双方の負担になることがあります。

階下への音が気になる場合は、床構造に合った遮音床材を使用して対策すると良いでしょう。遊ぶ場所にはカーペットや衝撃を和らげるマットを取り入れるなど、日常生活の工夫も役立ちます。

フルリノベーションであれば、子どもの遊び場を寝室から離す、下階への影響が気になりにくい場所にキッズスペースをつくるなど、間取りから考えることもできます

ただし、子どもが飛び跳ねる音は建物構造の影響を受けやすく、工事だけで完全に防ぐことは難しい音です。工事と暮らし方の工夫を組み合わせながら、無理なく過ごせる環境を整えていきましょう。

在宅勤務中の生活音を抑えたい

在宅勤務が増えると、家族の声やテレビの音、キッチンまわりの音が気になることがあります。

ワークスペースは、リビングやテレビから距離を取り、間に廊下や収納を挟むと音を和らげやすくなります。個室をつくる場合は、壁だけでなくドアまわりの気密性にも配慮すると、すき間からの音漏れを抑えやすくなります。

子どもの様子を見ながら働きたい場合は、完全に閉じた部屋にするよりも、家族の気配を感じられる位置にワークスペースを設ける方が合うこともあります

集中しやすさと家族との距離感のバランスを考えながら、働き方に合った場所を検討しましょう。

静かに眠れる寝室をつくりたい

寝室は、できるだけ道路や線路、共用廊下、エレベーターから離れた位置に配置できると安心です

窓から入る音が気になる場合は、内窓の設置を検討します。共用廊下側の部屋では、玄関ドアや給気口が音の通り道になっていないかも確認しておきたい部分です。

また、リビングや水まわりとの間に収納を設けると、住まいの中の生活音を和らげる効果も期待できます。

睡眠環境では、静かさだけでなく暑さや寒さ、空気の質も大切です。窓を閉めて過ごす時間が長くなる場合は、断熱や換気もあわせて考えると過ごしやすくなります。

家族の生活時間が異なる

早朝勤務や夜勤があるご家庭、子どもが寝たあとに家事をするご家庭では、生活時間のずれが音のストレスにつながることがあります。

寝室とキッチン・洗面室を離す、洗濯機の振動が伝わりにくい場所へ配置する、夜に使う収納や家事スペースを寝室から離すなど、間取りで調整できる部分もあります

現在の暮らしだけでなく、将来の在宅勤務や子どもの受験勉強、個室の使い方まで考えておくと、長く暮らしやすい住まいを検討しやすくなります。

▼子育てしやすい間取りの考え方はこちら
リノベーションで子育てと家事を快適に|賢い間取りで自分時間を創出

防音リフォーム・リノベーションの費用

防音リフォームの費用は、施工範囲や部屋の広さ、既存状態、使用する材料、求める性能のグレードなどによって大きく変わります。

一般的に公開されている費用例では、次のような価格帯が目安として紹介されています。

工事内容 費用の目安
内窓の設置(1か所あたり) 5万〜25万円程度
壁への防音材の施工 12万〜60万円程度
床の防音対策 20万~80万円程度
天井の防音対策 10万~50万円程度
本格的な防音室化(1部屋あたり) 150万〜600万円程度

※費用は、複数のリフォーム・防音工事会社が公表している工事内容別の防音リフォーム費用をもとに、ecoip-U編集部が整理した目安です。あくまで一般的な目安であり、遮音性能、施工範囲、建物条件によって大きく変わります。

中古マンション購入と同時にリノベーションする場合は、防音対策だけを単独で考えるのではなく、間取り、断熱、換気、配線、床構造などをまとめて確認することが大切です。床や壁を解体するタイミングで防音対策を組み込めれば、住戸全体の計画として検討しやすくなります。

また、求める防音性能が高いほど工事範囲が広がり、費用も上がりやすくなります。物件を購入したあとに予算が足りなくならないよう、物件価格とリノベーション費用を合わせて計画しておきましょう。

防音対策にどの程度の費用を見込むべきかは、物件の状態や希望する工事内容によって変わります。候補物件がある段階で相談しておくと、工事の可否や概算費用を具体的にイメージしやすくなります。

▼リノベーション費用とローンの考え方はこちら
リノベーション住宅ローンの組み方と金利の選び方を分かりやすく解説

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防音を考えた中古マンションの選び方

防音を考えた中古マンションの選び方

リノベーションでは、内窓や床材、間取りなどは見直せますが、建物の立地や基本構造そのものは変えられません。

防音性を重視する場合は、工事内容だけでなく、候補物件の音環境も購入前に確認しておくことが大切です。

時間帯を変えて周辺の音を確認する

内覧時に静かに感じても、朝夕の交通量や休日の人通りによって、音の印象が変わることがあります

できれば、平日と休日、昼と夜など、時間帯を変えて物件周辺を確認しましょう。窓を開けた状態と閉めた状態の両方で、音の大きさや種類を聞いておくと、入居後のギャップを減らしやすくなります。

幹線道路や線路だけでなく、学校や保育園、店舗、駐車場、ゴミ置き場などとの距離もしっかり見ておきたいポイントです。

住戸の位置と隣接する空間を確認する

同じマンションでも、階数や住戸位置によって音環境は異なります

エレベーター、階段、機械式駐車場、共用廊下、設備機器に近い住戸では、特有の音が聞こえる可能性があります。上階からの足音が特に心配な場合は、最上階を選ぶことも選択肢の一つです。

端に位置する角住戸は隣接する住戸が少なくなりますが、外気に接する面が増えるため、音だけでなく断熱性も合わせて確認しておくと安心です。

窓や床の状態を確認する

窓は、大きさや向き、サッシの状態、ガラスの種類を確認します。内窓を設置したい場合は、窓枠の奥行きやカーテンボックス、家具との干渉も見ておきましょう。

床は、直床か二重床か、現在の仕上げ材は何かを確認します。床スラブの厚さも参考になりますが、その数値だけで遮音性能を判断できるわけではありません。

梁や部屋の広さ、床の構造、施工方法など、複数の条件が関係するため、図面や現地の状態を見ながら確認することが大切です。

希望する間取りを実現できるか確認する

静かな寝室をつくりたい、ワークスペースをリビングから離したいと思っても、すべての物件で希望通りに配置できるとは限りません。

構造壁や配管の位置、窓や換気の位置によって、部屋の配置に制約が出ることがあります。

候補物件の間取りだけを見て判断せず、リノベーション後の部屋配置まで想定しながら購入を検討しましょう

管理規約とリフォーム細則を確認する

マンションでは、自分の住戸内の工事であっても、管理規約やリフォーム細則による制限を受ける場合があります。

特に確認したいのは、床材、窓、玄関ドア、工事申請に関するルールです。購入前には、次の点を確認しておくと安心です。

▼購入前に確認したい管理規約

  • 使用できる床材と求められる遮音性能
  • 内窓や窓ガラスに関するルール
  • 工事申請の提出期限
  • 工事できる曜日と時間
  • 近隣住戸への告知や同意の要否
  • 解体や搬入に関するルール
  • 共用部分と専有部分の区分

管理規約だけでなく、リフォーム細則や過去の工事申請書式も確認しておくと、施工できる範囲を把握しやすくなります。

※出典:マンション標準管理規約|国土交通省

▼中古マンションの内見で確認したいポイントはこちら
中古マンションの内見で確認すべきポイントは?失敗しないチェック項目

中古マンション購入とリノベーションを一緒に考えるメリット

中古マンション購入とリノベーションを一緒に考えるメリット

中古マンション購入とリノベーションを別々に進めると、購入後に「希望する工事ができない」「防音対策まで含めると予算が足りない」と分かることがあります。

防音性を重視する場合は、物件探しの段階からリノベーション会社へ相談しておくと、物件の条件と工事内容を一緒に確認しやすくなります

購入前に工事の実現性を確認できる

候補物件の図面や管理規約、リフォーム細則を確認することで、購入前に工事の実現性を検討しやすくなります。

▼購入前に確認したいポイント

  • 内窓を設置できるか
  • 希望する床材を採用できるか
  • 床下の遮音対策ができるか
  • 寝室やワークスペースを希望する位置へ移せるか
  • 換気や空調設備を設置できるか
  • 希望する工事にどの程度の費用がかかるか

物件価格だけで判断せず、希望する暮らしを実現できるかまで含めて検討できる点が、購入前から相談するメリットです。

間取り・防音・断熱・換気をまとめて考えられる

防音対策は、内窓や床材だけで完結するとは限りません。

もし外部騒音を抑えるために窓を閉めて過ごすなら、室内の暑さや寒さ、換気もあわせて考える必要があります。また、家族の生活音が気になる場合は、部屋同士の距離や収納の配置など、間取りの工夫が役立つこともあります。

内窓や床の遮音対策、断熱、換気設備、間取りを別々に考えるのではなく、住戸全体の快適性として計画すると、暮らしに合った対策を選びやすくなります

ecoip-U(えこいぷ)では、内窓と断熱工事を標準装備したスタンダードプランや、空気循環システム「エアホームワン」を標準装備したウェルネスプランなどをご用意しています。また、床下遮音断熱材「シーフェル」なども、住戸の条件に合わせた選択肢として検討できます。

>>「ecoip-U」のリノベーションについて詳しく見る

※ただし、エアホームワンやシーフェルなどの設備・部材は、物件の状態や管理規約、施工条件によって採用できない場合があります。物件探しの段階で、希望する内容が施工できるか事前に確認しておくと安心です。

物件価格と工事費をまとめて計画できる

防音性を重視するあまり、物件価格に予算を使いすぎると、必要なリノベーション費用を確保できなくなる可能性があります。

物件探しと工事計画を同時に進めることで、物件価格とリノベーション費用のバランスを見ながら検討しやすくなります。たとえば、物件価格を抑えて内窓や床、間取り変更に予算を回すなど、全体の配分を考えやすくなります。

防音リノベーションでは、音の原因や建物構造、管理規約を確認したうえで、工事で改善しやすい音と改善しにくい音を整理してくれる会社に相談すると安心です。間取り、防音、断熱、換気、資金計画までまとめて相談できるかも確認しておきましょう。

▼中古マンション購入とリノベーションの注意点はこちら
中古マンション購入とリノベーションの注意点|後悔しないためのチェックポイント

中古マンションの防音は購入前から考えよう

中古マンションの防音は購入前から考えよう

マンションの防音リノベーションでは、まず困っている音と伝わる経路を整理することが大切です。

外から入る車や電車の音には窓まわり、階下へ伝わる生活音には床、住まいの中の話し声やテレビの音には壁・ドア・間取りなど、音の種類によって検討したい対策は変わります。

一方で、子どもの足音や上階からの音など、建物構造の影響を受けやすい音もあります。工事だけで完全に防ぐことは難しい場合があるため、物件の構造や住戸位置、管理規約も含めて確認しておくと安心です。

中古マンションを購入してリノベーションする場合は、購入後に防音方法を考えるのではなく、候補物件の段階で音環境や施工できる範囲を確認しておきましょう

ecoip-U(えこいぷ)では、中古マンションの物件探しから資金計画、設計・施工までまとめて相談できます。候補の物件で希望する防音対策ができるか、断熱や換気、間取りまで含めてどのような住まいをつくれるか、購入前から一緒に整理してみませんか

家族が必要以上に音を我慢せず、安心して長く暮らせる住まいを考えたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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編集者
えこいぷ編集部
えこいぷ編集部
えこいぷ編集部は、ショールームのスタッフとして携わった経験を活かし、建築と金融の両面から「賢いリノベーション」情報をお届けします。えこいぷ(ecoip-U)の運営会社である「環境装備株式会社」は1級建築士事務所(第38450号)として、断熱改修などの性能向上リノベーションの実務に精通しています。あなたにぴったりの将来を見据えた住まいづくりをサポートします。
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