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リノベーションで子供部屋を作るには?間取りや費用のポイントを解説
子供の成長に伴い、「兄弟それぞれの個室を作りたい」「現在の間取りでは子供部屋を確保できない」と悩んでいませんか。マンションでも、既存の部屋を活用したり、広い部屋を間仕切ったりすることで、子供部屋を作れる場合があります。
ただし、部屋を分けるだけでは、片方に窓やエアコンがなくなったり、生活音が伝わりやすくなったりする可能性があります。また、マンションでは構造や管理規約によって、希望する工事を実施できないこともあります。
この記事では、リノベーションで子供部屋を作る方法、間取りを考えるポイント、工事費用の目安、施工前に確認したい注意点を解説します。
この記事でわかること
- 個室化・間仕切り・可変式など子供部屋の作り方の種類
- 必要な広さや収納、リビングとの位置関係の考え方
- 間仕切りや内装工事にかかる費用の目安
- マンション工事における管理規約や構造上の注意点
目次
Toggleリノベーションで子供部屋を作る方法3つ
リノベーションで子供部屋を作る方法は、現在の間取りや子供の年齢によって異なります。代表的な3つの方法を紹介します。
個室として子供部屋を作る
使っていない部屋や和室を、子供専用の個室へ変更する方法です。床材や壁紙、建具、収納、照明などを子供部屋向けに整えることで、独立した空間を確保できます。
特に和室から洋室へ変更する場合は、畳からフローリングへの張り替えや、押し入れからクローゼットへの改修が必要になり、工事範囲が広がりやすい傾向があります。既存の状態によって工事内容と費用が変わる点を事前に把握しておくことが重要です。
広い部屋を間仕切りで分ける
広い洋室を2室に分ける方法として、固定壁、引き戸、可動間仕切り、収納家具などを利用する手段があります。固定壁はプライバシーを確保しやすい一方、将来元に戻す際には撤去工事が必要になります。
間仕切り後は、それぞれの部屋に出入口、照明、コンセント、空調、収納を確保できるかを確認する必要があります。分割によって片側に窓や設備が偏らないよう、計画段階での検討が欠かせません。
成長に合わせて変更できる間取りにする
幼少期は広い部屋を兄弟で共有し、成長後に2室へ分ける可変式の間取りも選択肢です。将来の間仕切りを想定し、出入口、窓、照明、コンセント、エアコンの位置を事前に計画しておくと、後の工事負担を抑えられます。
さらに、子供の独立後には書斎や寝室などへ転用できる設計も検討できます。将来の使い方まで考えておくことで、家族構成が変わった際にも大がかりな間取り変更を避けやすくなります。
子供部屋リノベーションの間取りを考える上でのポイント

限られたマンションの専有面積で使いやすい子供部屋を計画するには、広さ、収納、位置関係の3点を整理することが重要です。
必要な広さを決める
広さは年齢だけでなく、ベッド、机、収納を置くかどうかによって決まります。子供部屋を計画する際は、4.5畳から6畳程度を一つの目安として検討できますが、必要な広さは家具の種類や配置によって異なります。
畳数だけで判断せず、ドアの開閉範囲や家具を置いた後の通路幅まで確認することが大切です。同じ畳数でも、家具の配置によって使い勝手は大きく変わります。
収納と学習スペースを確保する
衣類、学校用品、教科書など、子供の荷物は成長とともに増えていきます。造作収納だけでなく、可動棚や置き家具を組み合わせることで、変化に対応しやすくなります。
リビング学習を予定している場合は、子供部屋に大きな学習机を置かない選択肢もあります。学習スペースの位置を家庭の生活スタイルに合わせて決めることで、限られた面積を有効に使えます。
リビングとの位置関係を考える
幼少期はリビングに近い位置に子供部屋があると、家族が見守りやすくなります。一方で、成長後は音や視線への配慮が必要になるため、位置関係は長期的に検討すべき要素です。
室内窓や引き戸を利用すると、独立性を保ちながら家族の気配を感じられる場合があります。開閉できる建具を選ぶことで、成長に応じて空間の使い方を調整できます。
子供部屋のリノベーション費用
子供部屋のリノベーション費用は、間仕切り、内装、収納など工事内容によって変動します。ここでは代表的な工事ごとの目安を整理します。
間仕切り壁を設置する費用
間仕切りの費用は、壁の仕様や広さ、建具・電気配線の有無によって変わります。施工会社や既存の状態によっても異なりますが、工事内容ごとの費用目安は以下のとおりです。
| 工事内容 | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 簡易的な間仕切り設置 | 約10万〜20万円 | 施工範囲を抑えた間仕切り工事 |
| 固定式間仕切り壁(幅2.7〜3.6m程度) | 約20万〜30万円 | プライバシーを確保しやすい |
| 配線や建具を含む本格的な工事 | 約50万〜100万円 | 電気配線や建具の工事を伴う |
コンセント、照明、エアコン、防音工事などを追加すると、費用はさらに上がります。金額には幅があるため、現地調査後の見積もりで正確な費用を確認する必要があります。
収納や内装を変更する費用
内装や収納の変更費用は、工事の種類や施工範囲によって異なります。6畳の部屋を改修する場合を含め、代表的な工事の費用目安は以下のとおりです。
- 壁紙の張り替え(6畳):約5万〜7万円
- 複合フローリングの張り替え(6畳):約9万〜14万円
- 押し入れからクローゼットへの変更:約13万〜20万円
- 畳からフローリングへの変更:約17万〜25万円
- 既存洋室を床・壁・天井・ドアまで改修:約20万〜31万円
マンションでは、管理規約によって床材に必要な遮音性能が定められている場合があります。畳からフローリングへ変更する際は、見た目や費用だけでなく、使用する床材や施工方法が管理規約に適合しているか確認することが大切です。
上記は個別工事の費用目安です。複数の工事を同時に行う場合、単純に各費用を足した金額になるとは限りません。既存の状態や使用する建材によっても変わるため、総額は見積もりで確認しましょう。
中古マンションの購入とあわせて子供部屋のリノベーションを予定している場合は、物件を決める前に、希望する間仕切りや間取り変更が可能か確認しておくことが大切です。環境装備では、マンション専有部のリノベーションについて、物件選びから子供の成長を見据えた間取り、施工内容、資金計画まで一体で相談できます。詳しくは環境装備株式会社のリノベーションサービスをご覧ください。
子供部屋をリノベーションする際の注意点
子供部屋のリノベーションでは、間仕切り後の暮らしやすさと、マンション工事特有の制約を理解しておく必要があります。
採光や空調に配慮する
部屋を分割すると、片方に窓やエアコンがなくなる場合があります。間仕切り前に、自然光、通風、冷暖房、換気の状態を確認しておくことが重要です。
室内の明るさや風通しを補う方法として、室内窓、欄間、ルーバー、引き戸などを活用できます。ただし、これらを設置しても、建築基準法上の採光条件を満たすとは限りません。分割後の空間を居室として利用できるかは、法令や建物条件を踏まえて専門家に確認する必要があります。採光条件を満たさない空間は、間取り図上で納戸やサービスルームと表記される場合があります。
生活音やプライバシーを考える
薄い間仕切りや家具だけで空間を分けた場合、声や生活音が伝わりやすくなります。勉強や睡眠への影響を考え、壁内への吸音材の充填やドアの仕様を検討することが望ましいでしょう。
ただし、間仕切りで音を完全に遮断できると断定はできず、施工方法によって効果は異なります。防音を重視する場合は、必要な性能をあらかじめ相談しておくことをおすすめします。
マンションの構造や管理規約を確認する
マンションの専有部であっても、工事前に管理組合への申請や承認が必要になる場合があります。管理規約や使用細則には、工事可能時間や使用できる床材の遮音性能などが定められていることもあります。
国土交通省の「マンション標準管理規約(単棟型)」では、専有部分の修繕等を申請する際に、設計図、仕様書、工程表を添付した申請書を理事長へ提出する形が示されています。ただし、実際の申請方法や必要書類はマンションごとに異なります。工事前に確認したい主な項目は以下のとおりです。
- 管理規約・使用細則の内容
- 工事が可能な曜日・時間帯
- 使用できる床材の遮音性能
- 管理組合への申請・承認手続き
- 構造壁・梁・柱・パイプスペースの位置
構造を支える壁や梁、柱は撤去できず、パイプスペースも配管経路や共用部分との関係から移動が難しい場合があります。希望する間取りを実現できるかは、物件購入前からリノベーション会社へ相談することが大切です。中古マンションの購入とリノベーションを同時に検討する場合は、物件選びの段階で工事の可否を確認しておくと、購入後に希望の間取りへ変更できないといった問題を防ぎやすくなります。
よくある質問
Q. 子供部屋を2つに分けるリノベーション費用はいくらですか?
A. 簡易的な間仕切りは約10万〜20万円、固定式の間仕切り壁は約20万〜30万円が目安です。電気配線や建具を含む本格的な工事では、約50万〜100万円かかる場合もあります。部屋の広さや既存状態、追加する設備によって異なるため、現地調査後の見積もりで確認しましょう。
Q. 子供部屋は何畳くらい必要ですか?
A. 一般的には4.5畳から6畳程度が検討の目安になります。ただし、ベッドや学習机、収納の有無によって必要な広さは異なります。畳数だけで判断せず、家具を配置した後の通路やドアの開閉スペースまで確認することが大切です。
Q. マンションでも子供部屋を増やせますか?
A. 専有部の範囲であれば、既存の部屋を間仕切るなどして子供部屋を増やせる場合があります。ただし、構造壁や梁、パイプスペースは変更できず、管理組合への申請や承認が必要になることもあります。工事前に管理規約と建物構造を確認してください。
まとめ
リノベーションで子供部屋を作る方法には、個室化、間仕切りによる分割、成長に合わせた可変式の間取りがあります。それぞれ工事範囲や費用が異なるため、家族の状況に合った方法を選ぶことが重要です。
計画にあたっては、広さだけでなく、収納、採光、空調、生活音といった要素を総合的に確認する必要があります。特にマンションでは管理規約や構造上の制約があるため、計画段階から専門会社へ相談することで、実現可能な範囲を早期に把握できます。
中古マンションの購入とあわせて子供部屋のリノベーションを検討している方は、物件選びの段階から間取り変更の可否や、物件費・工事費を含めた総予算を確認することが大切です。環境装備では、マンション専有部のリノベーションについて、物件購入から子供の成長や家族構成の変化に合わせた住まいづくりまでワンストップでサポートしています。詳しくは環境装備株式会社のリノベーションサービスを確認してみてください。
この記事のまとめ
- ✓個室化・間仕切り・可変式から家族に合う方法を選ぶ
- ✓広さに加え収納・採光・空調・生活音も確認する
- ✓管理規約と建物構造を工事前に確認する
- ✓計画段階からリノベーション会社へ相談する
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